

東京工業大学の先生方と本校教員が,共同で授業を行う本校独自の専門科目で,第2学年で開講しています。
平成14年度から16年度に行われた第1回目のスーパーサイエンスハイスクール研究開発で開発した高大連携科目で,現在は,学校設定科目として実施しています。
各専門分野に関連のある研究を行っている東京工業大学の先生方が,延べ26名ほど本校で授業を行います。
高等学校で学習する理数系科目の内容が,現代の先端科学技術でどのように活用されているかを示します。東京工業大学で行われている具体的な研究事例を活用し,いかに先端的な研究であっても,その中には高校段階で学習している基礎的な内容が活用されていることなどを解説していきます。
先端的な科学技術の理解を通じて,高校で学習している内容の必要性を認識してもらい,理解が深まるように取り組んでいます。

「グローバル社会と技術」は,
平成27年度に文部科学省から指定を受けたスーパーグローバルハイスクール研究開発
において,現在開発している第1学年で開講している科目です。
本科目は,グローバルな視野で,地球全体が抱えている問題を取り上げ,
科学技術に対する興味・関心を喚起し,自ら調べ,学ぶ態度を育てることにより,
創造的に問題解決を図ることができるような人材を育てるとともに,
科学技術を学ぶもののあり方を生徒自身に考えさせ,技術者としての倫理観を涵養します。
その際,問題解決の手順を提案させ,「SGH課題研究」への道筋を学ばせ,
発表や討議を英語で行うことができるように構成しています。
また,生徒の興味をより喚起するため,東京工業大学の教授陣による特別講義や,
フィールドワークを体験する校外学習などを実施しています。
|