1997年・建築科課題研究のテーマ一覧
 
建築デザイン分野
設計競技に参加する学生を対象とした設計競技会に参加する。テーマは「装飾された家」
レオニドフのロシア重工業省計画の模型を作るロシア構成主義の重要な建築家、イワン・レオニドフの建設されなかったプロジェクト、「ロシア重工業省」の模型を製作する。
エミリオ・アンバーツの住宅の模型を作るイタリアの建築家、エミリオ・アンバーツの住宅の模型を製作し、設計者の考える建築と自然の関わり方について考える。
建築構造分野(阪神大震災に関する調査研究)
(その1)公共建物の被害状況阪神大震災で被害を受けた公共建物の被害状況に関して調査研究する。耐震性能に問題がある公共建物(庁舎建築等)の特徴を考える。
(その2)学校建物の被害状況阪神大震災で被害を受けた学校建物の被害状況、被害の特徴に関して研究する。特に、学校校舎建築は耐震性能が低いものが多いがこの点についても検討を加える。
(その3)商業建物の被害状況阪神大震災で被害を受けた商業建物の被害状況、被害の特徴に関して研究する。
(その4)共同住宅の被害状況共同住宅の被害状況、被害の特徴に関して調査研究する。構造種別による、被害程度の違いに関しても検討を加える。
(その5)プレキャスト造共同住宅の被害状況プレキャスト造の共同住宅の被害状況を調査研究し、プレキャスト構造の耐震性能に関して考察を加える。
(その6)非構造部材の被害状況非構造部材の被害状況に関して調査研究を行い、非構造部材の被害が躯体に及ぼす影響について考察する。
(その7)新聞報道に見る被害状況阪神大震災が発生した当初からの新聞報道を逐次追跡調査して、大被害が社会に与える影響に関して考察する。
建築施工・材料分野
法隆寺夢殿の模型製作世界文化遺産である法隆寺夢殿の軸組模型を制作し、古代の人々が、どのようにして八角形の構造物を造ったか考察する。
東工大附属工高敷地の測量本校校舎の一部建替をまえに、現在の校舎を測量し、本校の敷地と校舎との関係について調査するとともに、測量方法を修得する。
酸性雨が建築材料に及ぼす影響酸性溶液にモルタル試験体を浸漬し、セメント系材料への酸性水の影響を調べ、文献調査を含めて、酸性雨の建築材料への影響を考察する。
廃材を混入したコンクリートの強度変化についての研究近年社会問題ともなっている建築廃棄物の有効利用を検討するため、木材とALC粉末を混入したモルタルの強度試験を行い、混入量と強度との関係を考察する。
建築歴史分野
朝鮮、弥勒寺西塔の復元模型の製作弥勒寺西塔は、朝鮮最大・最古の石塔である。現在は六層の一部までだけが残っているが、当初は九層であったとされる。この石塔の復元模型を1/30でつくる。
時代による五重塔の形態変化同じ五重塔でも形態は時代によって変化している。その変化をいくつかの項目の比例について検討し、五重塔が時代によってどのように変化しているかを明らかにする。
ヨーロッパにおける民家形式の分布民家はその地域の気候・風土に根ざした建築である。ヨーロッパの民家の地域による変化を明らかにし、ヨーロッパ民家の地域性について考察する。
E.S.モースの日本建築観大森貝塚の発見者として有名なE.S.モースの著述を分析し、明治初期の外国人が日本の建築をどのようにみていたのかを明らかにする。
同潤会青山アパートについて同潤会青山アパートは日本最初期のアパート建築であり、また表参道の景観を形づくる重要な要素となっている。この住民・店舗にアンケート調査を行った。

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