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SGH

【平成30年度国際交流】

海外の高校との国際交流を行っています。 

平成30年度
【マレーシア海外調査研修】
 
SGH事業の一環として、7月30日(月)から8月3日(金)まで3泊5日の日程で、生徒6名(男子2名・女子4名)、引率教員2名で、マレーシアのボルネオ島クチン市へ渡航しました。クチン市は石油や天然ガス等のエネルギー資源が豊富で、マレーシア国内においても主要な産業都市の一つに挙げられます。日本と異なり自国でエネルギー資源をまかなうことができるため、我々日本人とは、エネルギーや環境問題に関する考え方のペースも異なるかもしれません。そのような中で、マレーシアの人々に自分のアイデアを発表し、意見交換を積極的に行うことは将来グローバルテクニカルリーダーを目指す本校の生徒にとって必要な資質であるといえます。

生徒は渡航前の事前研修において、国連の提唱するSDGs (Sustainable Development Goals) の取組みなどを参考に、エネルギーや環境問題について調べ、自分の提案をまとめたプレゼンテーションを作成しました。本研修では3回の研究発表が予定されており、生徒はマレーシアの人々が自分達の提案に対してどのような考えを持っているのか、楽しみ半分・緊張半分のなか出発しました。

 本研修の主な行程を以下に示します。

7月30日(月)成田空港よりクチン市へ移動
7月31日(火)University Malaysia Sarawak (UNIMAS:マレーシア大学)訪問
        ・ウェルカムセレモニー・キャンパスツアー
        ・ティータイムおよびランチタイムでの交流会
        ・工学部教授より水力発電に関するレクチャー
        ・工学部教授陣への研究発表
8月1日(水)St. Thomas’ Secondary School訪問
        ・現地生徒によるウェルカムセレモニー・キャンパスツアー
        ・授業に参加し、現地生徒への研究発表・意見交換
        ・ティータイムでの交流会
        市内研修(サラワク博物館、モスク)
8月2日(木)Kuching Science Secondary School 訪問
        ・現地生徒によるウェルカムセレモニー
        ・本校生徒および現地生徒の研究発表・意見交換
        ・化学の授業(天然後ゴムに関する実験)に参加
        ・ランチタイムでの交流会
        太陽誘電SARAWAK訪問
        クチン市内より成田空港へ移動
8月3日(木)成田空港到着、解散

参加生徒のうち数名は、今回の研修が初めての海外経験ということもあり、最初は楽しみよりも緊張のほうが勝っているような雰囲気でしたが、訪問先での交流や研究発表を経験していくにつれ、少しずつ自分の考え方や発言に自身を持ち始めていました。また、訪問先において、現地高校生達の積極的に交流しようとする姿勢にも大いに感化されたようでした。

派遣生徒の皆が現地で得た多くの経験や積極性が、今後学校全体に伝播することを願ってやみません。

 
【フィリピン海外調査研修】
 
7/29〜8/3にSGH海外調査研修の一環として,本校生徒6名がフィリピン共和国を訪問し,De La Salle University Integrated School(DLSU-IS)での国際交流に臨みました。本校とDLSU-ISは,国際交流協定を結んでおります。なお生徒は,行程中はバディ宅にホームステイしました。

 2日目は終日高校で過ごしました。朝7時過ぎからMorning Assemblyがあり,ダンス・歌で全校生徒が歓迎してくれました。私たちは自己紹介に続いて,ソーラン節を踊りました。出発前は全員が集まる機会を作るのが難しかったのですが,本番ではしっかりと踊ることが出来ました。思いのほかDLSU-ISの生徒達が盛り上がってくれました。またこの日は,本校生徒6人がそれぞれのクラスに分かれて,エネルギー・環境問題に関するポスター発表を行いました。各クラスの生徒達は熱心に聞いてくれました。

 3日目はマニラ市内に行き,デ・ラ・サール大学と研究室,東工大マニラオフィス,Center for Engineering and Sustainable Devt Researchなどを訪問し,エネルギー問題に関する調査をすることができました。

 4日目はラグーナ州内を回りました。Makban地熱発電所, National Institute of Molecular Biology and Biotechnology (NIMBB)を訪問し,フィリピン大学ロスバニョス校を見学しました。この日は,再生可能エネルギーの最先端にある地熱発電所の現状や最先端技術について知ることができました。

5日目はFree dayで,バディの家族とともに過ごしました。

6日目の最終日は,高校で研修終了式を行いました。その際,高校よりCertificateを頂き,研修を終了して帰国の途につきました。

 期間中に多くの大学,研究施設を見学し有意義な研修となりましたが,DLSU-IS校の方々やホームステイ先のご家族との交流を通じて,有意義な国際交流の機会を持つことができした。